
ワーホリに行く。
ワーホリビザを使って海外に住む。
そう決めてから僕らが最初にしたのは、情報収集だった。
苦手なインターネットでひたすら検索。
いろんな方のブログを読み漁って、なんとなく分かったことは3つ。
- ワーホリに行くには最低100万円ぐらいの貯金が必要
- 国はオーストラリアかカナダが一番人気
- 行った人、みんなめっちゃ楽しそう
これが僕の、ワーホリに対する最初の感想。
特に、色んな方の体験記を読んでいて、誰しもが毎日話題には事欠かないほどの刺激ある日々を送っているのを知ったときは、テンションが上がった。
よし、やはり絶対ワーホリに行こうと思った。
そして、さらに調べているうちに、日本には”日本ワーキングホリデー協会”なるものがあることを知った。
色んな人のブログに出てきていたし、どうやら怪しい感じではなさそう。(←失礼)
そしてこの協会、ワーホリ初心者向けに、定期的に無料の説明会を開催してくれているらしい。
場所は新宿なので僕らの住んでいる千葉から少し遠い。が、ワーホリに関してもっと詳しい情報が欲しいと思っていたところなので、親友Nと休みを合わせて、一度無料説明会に参加してみることにした。
日本ワーキングホリデー協会
日本ワーキングホリデー協会の東京本部は、前述の通り新宿にある。
てっきり分かりやすい場所にあるのかと思っていたが、実際には雑居ビルの中にあった。パチンコ屋の上のビル・・・。
※「日本ワーキングホリデー協会公式HP」から引用
これだけで、「なんとなく怪しそう」とか言って引き返すことを考えてしまう、超田舎者かつビビりの僕。
でも、ここまで来たら行くしかないので、意を決して入ってみることにした。
オフィスに着くと、思っていた雰囲気とは大違い。明るいし、人が多い。壁にはいろんな国の国旗が貼られている。
ワーホリ無料説明会
そうこうしていると、ワーホリの無料説明会が始まった。
参加人数は、ざっと30人ぐらい。パワーポイントの映像を前面にプロジェクターで投影して、スタッフの人が流暢に話をしてくれる。
内容としては、
- ワーホリとはなにか
- ワーホリで行ける国、それぞれの特徴
- 必要な貯金額
- 各種申請について
- 失敗しない海外渡航のコツ
などなど。
無料だからあまり期待していなかったけど、正直想像以上だった。現時点で僕らが知りたい情報が盛りだくさん。
あとから振り返っても、この説明会に行ったことで、自分たちのワーホリが「夢」から「現実的な目標」に大きく変わったと思う。そのぐらい、意義のある時間だった。
ワーホリに行くか迷っている人は、ぜひ一度この無料説明会に参加することをオススメする。ワーホリについての基本的な情報が知れるのはもちろん、自分の他にもワーホリを目指している人たちが大勢いるのを知ることは、勇気とモチベーションになる。
セミナーは、全国各地の主要都市で開催している模様。詳しくは「一般財団法人日本ワーキングホリデー協会公式HP」をチェックしよう。
ちなみに、行き先をオーストラリアに決めたのはこのときだ。
ワーホリで一番メジャーな国ということだったし、なにより気候が暖かいというのが気に入った。
※日本ワーキングホリデー協会について※
本編に関係のない追記なので興味のない方は読み飛ばして下さい。これはこの記事を書いてから知った話だが、日本ワーキングホリデー協会は、その名前から当時は公的な機関かと思っていたけど、そうじゃないらしい。
実態は、留学エージェント。つまり営利目的で留学を紹介していて、誰かが留学すればその分自分たちが儲かるということ。
相手が営利目的だと分かると、途端に警戒心を抱くのは人間の心理だ。たしかにセミナーでは、特定の語学学校をやたら紹介してきたり、有料会員に勧誘されたりする。
けど、それでも僕はこの協会を、人に勧めたいレベルで、活用してよかったと思っている。
理由は、自分が支払った金額(会員登録料の5,000円)に対して、それ以上の価値を提供してもらったと感じるからだ。
とはいえ考え方は人それぞれなので、これ以上言うつもりはない。
当時世間知らずの僕には出来なかったが、今はネットでなんでも情報が集められる時代。わざわざ誰かの力を借りずとも、自力でなにもかも自分で用意してワーホリに行くことも可能だと思う。
まずやるべきことは…貯金!!
説明会のおかげで、絶対ワーホリに行くためには、今自分たちがしなければいけないことが明確になった。
それは、お金を貯めること。
1年間慣れない土地に住もうというのだから、当然それなりのお金がかかる。飛行機代もいるし、海外保険にだって入る必要がある。説明会を聞いた感じだと、50万やそこらじゃどうにもなりそうにない・・・。
「いったいいくら必要なんだ?」
その不安を解消したくて、オフィスを出るや否や親友Nと居酒屋で早速会議した。(計算が終わるまで酒は頼まない!という徹底ぶり。)
僕らの共通の希望は、以下の通り。
- 行先はオーストラリア
- 語学学校は絶対に行く(二人とも現時点で英語力0)
- できれば学校はMAXの4ヶ月
- 生活が落ち着き次第すぐに仕事を探す
説明会で教えてもらった内容と照らし合わせると、僕らの必要貯金額は140万円という結論に。細かい内訳などは、「僕は140万。あなたはいくら?ワーホリ必要貯金額全4パターンまとめ」を読んでほしい。今まさにワーホリの予算を決めている人にとっては、参考になるはずだ。
140万・・・。23歳フリーターの僕らには、当然貯めたことのない金額だった。
しかしやらねばならない。なんとしてもワーホリに行って、今の自分を変えたい。
こうして、僕らのワーホリへの道は、ただただ貯金をするという、地味~なスタートを切った。
※貯金時代の話は特に参考になる部分もないと思うので、次の記事では話を一気にワーホリ前日まで飛ばそうと思います。
コメント