
こんにちは、英語チューターTAKAです。
ワーキングホリデー、略してワーホリ。
たまに耳にするけど、これって一体なんのことなんでしょう??
そんなあなたの疑問に、ズバッとお答えします。
ワーキングホリデー(ワーホリ)とは
ワーキングホリデーとは、制度の名前です。
どんな制度かというと、
ワーキングホリデーとは、2国間の協定に基づいて、青年(18歳~25歳または30歳)が異なった文化(相手国)の中で休暇を楽しみながら、その間の滞在資金を補うために一定の就労をすることを認める査証及び出入国管理上の特別な制度である。
またその目的として、
この制度は、両国の青年を1年にわたって相互に受け入れることによって、
- 広い国際的視野をもった青年を育成
- 両国間の相互理解、友好関係を促進すること
が目的とされている。
また、青年自身にとっては海外生活を長期かつ総合的に体験できる場・自分探しの場ともなっている。
簡単に言ってしまえば、『お互いの国の若者に有意義な経験をさせて、お互いの国にとってためになる人材を育てよう』という制度だということです。
対象年齢が若いので、お金が障害にならないよう、滞在中に働くことも許可しているという感じですね。
特に留学を検討している方にとっては、願ってもない制度です。
ワーキングホリデーに行くためには
ワーキングホリデー制度を活用するためには、まずワーキングホリデービザを取得する必要があります。
ビザ取得の方法については、以下のページを参考にしてください。
また、必要な貯金額の算出には、以下のページが参考になります。
・・・で、”ビザ”って何?
僕自身、行く前は「ビザって何?取らなきゃダメなの?」って感じだったので、ビザについても説明しておきます。
自分の国以外に入国するには、基本的にパスポートとビザが必須です。
ビザには代表的なものに
- 観光ビザ
- 学生ビザ
- 就労ビザ
などがあります。
でも僕ら日本人が、あまり「ビザ」という言葉に馴染みがないのはなぜでしょう?
それは、日本のパスポートは信用性が高いので、短期滞在であれば相手国によってはビザが不要な場合があるからです。
日本のパスポートを持っている時点で、日本人であることは証明できます。
すると入国審査の際に、「君は日本人か。日本人は悪さをしないから、観光だけならうちの国に入っていいぞ」となるわけです。
日本の先輩たちの行いのおかげで、色々な国から「日本人は入れても安心」と思ってもらえているということですね。
※ロシア、インド、ブラジルなど、日本人であってもビザが必要な国だってもちろんあります。海外旅行の際は、事前にその国ではビザが必要か必ず確認し、必要に応じて早めに観光ビザなどの申請を行いましょう。
ビザ無しや観光ビザの人の制限
あまり意識することはないですが、観光目的で入国した人は、働いたり学校に通ったりすることは禁止されています。また、滞在も90日以内でなければなりません。
不法滞在、不法入国
「不法滞在」や「不法労働」って言葉を聞いたことがありませんか?
これは、例えば観光目的と称して自国に入ってきた外国人が、そのまま90日を過ぎても滞在したり、就労許可を持たずに働いたりすることを指します。
このようなことが発覚すると、国に強制帰国させられたり、場合によっては今後その国への入国を禁止する場合もあります。
ワーキングホリデービザでできること
対してワーキングホリデービザを持っていると、以下のことが出来ます。
1年間の滞在
ワーキングホリデービザを保有する者には、入国日から1年間の滞在が許可されています。
就労
ワーキングホリデービザを保有する者には、滞在期間中の就労が許可されています。
これはワーホリの特権とも呼べる部分です。
観光ビザでは働くこと自体が違法だし、学生ビザでも「就労は週に28時間まで」など、働けはするものの制限があります。
対してワーホリビザは、風俗や賭博など法に触れる仕事でない限り、好きなだけ就労することができます。
就学
ワーキングホリデービザを保有する者には、語学学校に通うことも許可されています。
ただしこちらは日数の制限があり、最大で17週間までとなっています。
まとめ
ワーキングホリデービザは、
- 働くの何時間でもOK
- 学校も17週間まで行ってOK
- 滞在は1年までOK
という、その他すべてのビザと比べると超太っ腹なビザ。ジャパネットたかたも真っ青のサービスっぷりです。
ただし、1つだけ注意点があって、『同じ国には1度しかワーホリできない』ということ。
例えば、僕はもうワーホリビザを使ってオーストラリアに行っているので、もう2度とオーストラリアのワーホリビザを申請することはできません。
「1つの国に対して1度まで」なので、カナダやニュージーランドなど、まだワーホリビザで渡航したことのない国なら大丈夫です。
どうしてもまたオーストラリアに住みたかったら、学生ビザなど別の方法で渡航する必要があります。
≪次のページ:ワーキングホリデービザの申請方法について≫
コメント