英語で過去現在未来はどう表す?6種類ある英語の時制まとめ

どうも、英語チューターTAKAです。

英語を話すとき、過去形や未来形がよく分からず、なんでもかんでも現在形にしちゃってませんか?

実はそのままだと、あなたの英語はずっと通じないままかもしれません。

例えば、

I go to Australia.

という単純な文でも、

  • もう行ってきたあとなのか?
  • 今から行くところなのか?
  • 将来行く予定なのか?

によって、意味は全然違ってきますよね。

そして、これらを正しく伝えるためには、基本の形にちょっとだけ手を加える必要があります。

I went to Australia 2 months ago.
2か月前にオーストラリアに行った。

I‘m going to Australia tomorrow.
明日オーストラリアに行こうとしている。

I will go to Australia after I retire.
定年したらオーストラリアに行く予定だ。

過去の話をするときは、文も過去形に。未来の話をするときは、文も未来形に

当たり前のことに思われるかもしれませんが、意外にもこれが実践できている方はあまり多くありません。逆に言えば、このほんのちょっとの工夫ができるようになれば、あなたの英語は格段に相手に伝わるようになります

そして、今挙げた過去、現在、未来という代表的な例はもちろん、もう少し細かく分けると、英語には全部で6種類の時制が存在します。

そこでこのページでは、あなたが英語の時制でもう迷わぬよう、それら6種類の時制の持つそれぞれの意味と、実際の使い方について、初心者の方でも分かるように順を追って解説をしていきます。

1.時制とは

1-1.時制はなんのためにあるの?

各時制の解説に入る前に、そもそも時制とはなんのためにあるのかをしっかり確認しておきます。

突然ですが、例えば、あなたに小学生のお子さんがいるとします。

ある日、息子さんが小学校で宿題を出されて帰ってきました。その宿題とは、作文。テーマは、『パパとの思い出について』です。

そして息子さんは意気揚々と作文を書き上げ、完成したものをあなたに見せてきました。その作文が、こちらです。

ライオンの群れ

 

昨日、パパと動物園に行く
いろんな動物がいる
しい

 

 

 

・・・。うちの息子の日本語レベルって、まだこの段階なのか・・・。

言いたいことは分かるけど、日本語ネイティブの僕らからしたらものっすごい違和感があります。
正しくは、こうですよね。

ライオンの群れ

 

昨日、パパと動物園に行った
いろんな動物がい
楽しかった

 

 

 

添削前の文章では、昨日のことを話しているのに、文は全て現在形でした。

対して、添削後の文章では、昨日のことを、ちゃんと過去形を使って表せていますね。

このように、文は必ずなんらかの時間軸を持っていて(今回は”昨日”なので”過去”)、それを『時制』と呼びます。

1-2.時制が間違っていると言葉は通じない

さきほどの『作文』の例で分かるように、時制と文の形がずれていると、あなたの伝えたいことは相手に100%では伝わりません。時には、間違った意味で理解されてしまうことだってあります。

なぜなら、時制はそれだけで意味を持っているからです。

どういうことかというと、例えば

Taka plays baseball.

という『現在形』の文があるとします。

この文を日本語にすると、「タカは野球をする。」です。

ではもう少しつっこんで考えてみましょう。

このタカという人は、過去に野球をしていたのでしょうか?それとも今この瞬間野球場にいて、野球をしているのでしょうか?それとも明日、久々に野球をしに行くのでしょうか?

正解は、『過去も現在も未来も野球をしている』、つまり日常的に野球をしている“です。

野球部に入っているか、会社の草野球チームにでも所属しているんでしょうか。「Taka plays baseball.」という文からは、そんなイメージを読み取ることができます。

そしてもしこれが、

Taka is playing baseball.

という『現在進行形』と呼ばれる時制の文だったら、このタカという人はまさに今グラウンドで野球をしているところです。

このように、

  • 現在形日常的に、普段から
  • 現在進行形今その瞬間

といった感じで、時制はそれだけで意味を持っているんです。

だから逆に言えば、時制が間違っていると相手は混乱してしまって、あなたの意図とは違う意味で伝わってしまうかもしれない、ということになるんですね。

1-3.じゃあどうやったら時制を表現できるの?

ここまでの話で、時制が合ってないとあなたの英文は正しく伝わらないというのは分かったと思います。

じゃあ、肝心の時制はどうやったら表現できるのでしょうか?

これも結論から言ってしまいますね。

英語の時制は、動詞にさえ注目しておけば見抜くことが出来ます

ここで、初めの例に戻って考えてみましょう。

I went to Australia 2 months ago.
2か月前にオーストラリアに行った。

I’m going to Australia tomorrow.
明日オーストラリアに行こうとしている。

I will go to Audtralia after I retire.
定年したらオーストラリアに行く予定だ。

このうち、補足的な要素である

  • 2 months ago(2か月前)
  • tomorrow(明日)
  • after I retire(定年した後)

をいったん除くとすると、各文はそれぞれ

I went to Australia.

I‘m going to Australia.

I will go to Australia.

という形になります。

これってつまり、もともとの

I go to Australia.
僕はオーストラリアに行く。

という文の動詞を、時制ごとに変えているだけですよね。

もとの形 go
過去形 went
現在進行形 am going
未来形 will go

分かったでしょうか?

ですので、リスニングの際は動詞を集中して聞いておけば相手が今いつの時間の話をしているのかが分かるし、

スピーキングの際も動詞の変形さえ間違えなければ正確で意味の通った英語をしゃべることが出来ます。

補足

今の説明でピンと来なかった方は、一度日本語に置き換えて考えると分かりやすいかもしれません。

実は僕らが普段しゃべっている日本語も、同じように動詞を変形して各時制を表現しています。

《基本の文》
オーストラリアに行く。

《現在進行形》
オーストラリアに行くところだ。

《未来形》
オーストラリアに行く予定。
オーストラリアに行こうとしている。

《過去形》
オーストラリアに行った。

《過去進行形》
オーストラリアに行ったときに、

《現在完了形》
オーストラリアに行ったことがある。

このように、日本語でも、同じように動詞を変形して時制を表現しているのです。

ですので、同じことが英語で自然にできるようになれば、あなたが表現できる文章の量はグッと拡がることになる、というのが想像できますよね。

英語の日常会話で使う6つの時制の各特徴と例文

時制の重要性と見分け方が分かったところで、ここからは、各時制ごとの特徴の解説です。

最初に、「英語には6種類の時制がある」と言いました。

  • 現在形
  • 現在進行形
  • 未来形
  • 過去形
  • 過去進行形
  • 現在完了形

この6つです。

厳密に言えばまだあるのですが、この6つさえ出来ていれば日常会話で困ることは全くないので割愛しましょう。語学学校で習うのも、この6つだけですし。

ということで、各時制の

  • 使う場面
  • キーワード
  • 変形の方法
  • 具体例

を表にして以下に見やすくまとめています。

なお、各時制をカンペキに説明しようと思ったらとても1ページでは収まりきらないため、ここでは『全体像を掴んでもらう』ことを目的として、最小限の解説に留めました。

各時制についての詳細は、それぞれに個別ページを設けましたので、そちらをお読みください。

≪現在形≫

不変の事実や、長い間続いている習慣などを表す時に使う。

キーワード 恒久的
変形の方法 そのまま
例文

You are so kind.
あなたはとても優しい。

I love my family.
私は家族を愛している。

The earth goes around the sun.
太陽は地球の周りをまわっている。

詳しくは⇒【超詳細】4つの具体例で分かる、英語の現在形と現在進行形

現在形と現在進行形

《現在進行形》

この瞬間に起こっていることを表すことができる。

キーワード 一時的
変形の方法 be動詞 + 動詞の ing 形
例文

I‘m studying English at a cafe.
僕は今カフェで勉強をしている。

She is looking for a job.
彼女は今仕事を探している。

詳しくは⇒【超詳細】4つの具体例で分かる、英語の現在形と現在進行形
現在形と現在進行形

《未来形》

will →不確定な未来の予定や、根拠の薄い推測を表す。

be going to →すでに動き出している未来の予定や、根拠のある推測を表す。

キーワード 確度によって表現が変わる
変形の方法 ・will + 動詞の原形
・be going to + 動詞の原形
例文

It will rain tomorrow.
明日は雨が降るでしょう。

It’s going to rain soon.
今にも雨が降りそうだ。

詳しくは⇒英語の未来形-今日からできる未来の文の作り方3パターン

英語の未来のアイキャッチ

《過去形》

過去の一点で起こった出来事を表すことができる。

キーワード 過去の1点
変形の方法 動詞の過去形
例文

I went to Australia 2 years ago.
僕は2年前にオーストラリアに行った。

He met his wife in 2014.
彼は2014年に奥さんに出会った。

詳しくは ⇒英語の過去形の全てを初心者向けに7つのステップでまとめてみた

過去形のアイキャッチ

《過去進行形》

過去に起こった出来事の背景を表すことができる。

キーワード 背景
変形の方法 was / were + 動詞のing形 
例文

Sorry I was driving when you called me just now.
ごめん、さっき電話くれたときちょうど運転中だったわ。

When the accident happened,I was walking on the same street.
その事故が起きた時、僕はおんなじ通りを歩いていた。

詳しくは ⇒英語の過去形の全てを初心者向けに7つのステップでまとめてみた

過去形のアイキャッチ

《現在完了形》

経験や、継続して行っている動作を表すことができる。

キーワード 過去と現在との繋がり
変形の方法 have / has + 動詞の過去分詞形
例文

I have worked for this company for 20years.
この会社で20年働いている。

She has been to France 3times.
彼女はフランスに3回行ったことがある。

詳しくは ⇒【画像22枚】英語の現在完了形、5つのポイントと3つの豆知識

現在完了形のアイキャッチ

3.時制を使って過去、現在、未来を表してみよう

最後に、練習も兼ねて、実際に下の簡単な文章を6つの時制を使って編集してみましょう。

練習のためかなりシンプルな文構造にしましたが、それでも時制があるときとないときでは、大きな差があるのが分かっていただけると思います。

テーマは、『ある男性の、オーストラリアに旅立つ前日の心境』です。

2年前に、日本を出ると決めた。そのために100万円貯金してきた。いよいよ明日、オーストラリアへと旅立つ。目一杯楽しむつもりだ。

≪時制を意識せず書いた文章≫

2 years ago, I decide to leave Japan. I save 1,000,000 yen for this. I leave for Australia tomorrow.I enjoy it as much as I can.

このままだと、なんとも味気のない文章ですよね。

これを、『過去、現在、未来』それぞれの時制に合うように、うまく変形してみて下さい!

出来ましたか?

それでは正解をどうぞ。

正解

2 years ago, I decided to leave Japan. I have saved 1,000,000 yen for this. I‘m leaving for Australia tomorrow.I will enjoy it as much as I can.

解説

まっさらな文を時制の正しい”伝わる英文”にするためには、今から言う2ステップを行う必要があります。

ちなみに、僕は今でも普段からこの2ステップを頭の中で行って英語をしゃべっています。

ステップ① : その文がどの時制なのかを考える。

まずは、今自分が作ろうとしている文が、先ほど挙げた6つの時制のどれに当てはまるかを考えます。

例えば、一番最初の

2 years ago,I decide to leave Japan.
2年前に、日本を出ると決めた。

という文。

これは、6つの時制のどれに当てはまるでしょうか?

正解は、「過去形」です。なぜなら過去形は、過去の1点の動作を表すからです。

「2年前に~した。」というのは、まさに過去の1点の出来事ですね。

同様に、

I save 1,000,000 yen for this.
そのために100万円貯金してきた。

というのは、過去から現在まで継続している動作なので現在完了形

I leave for Australia tomorrow.
いよいよ明日、オーストラリアへと旅立つ。

は、未来の今にも起こりそうな事なので現在進行形

I enjoy it as much as I can.
目一杯楽しもうと思う。

は、未来の不確定な予定なので未来形

という風に、この文はどの時制に当てはまるのか?を1つ1つ考えていきます。

繰り返しになりますが、どの時制がどんな場面で使われるかは、各時制の詳細ページを読んでもらえれば分かりますよ!

ステップ② : 動詞を変形する。

どの時制にすればよいかが分かったら、次は動詞を変形すれば完了です。他には何もする必要はありません。

動詞の変形は、ルールさえ知っていれば誰でも出来ます。

例えば、

  • 未来形動詞を will + 動詞の原形 に
  • 現在完了形動詞を have + 過去分詞 に

といった具合です。

今回のケースに当てはめると、以下のようになりました。

もとの形 正しい時制 変形後
decide 過去形 decided
save 現在完了形 have saved
leave 現在進行形 am leaving
enjoy 未来形 will enjoy

これで、全部の文が正しい形になって、とても臨場感のある文章が出来上がりました。

2 years ago, I decided to leave Japan. I have saved 1,000,000 yen for this. I‘m leaving for Australia tomorrow.I will enjoy it as much as I can.

まとめ

今回解説した『6つの時制』は、僕がオーストラリアの語学学校で口酸っぱく叩き込まれたものです。

ネイティブからすると、時制の間違った文は何が言いたいのか分からず、理解するのが難しいそう。

逆に言えば、時制さえカンペキなら、他の部分が多少ぐちゃぐちゃでも伝わる英語になるということです。

1日2日で習得できるものでもありませんが、だからこそ覚えてしまえば今後あなたが英語を話すうえで常に大きな武器となりますので、ぜひこの機会にマスターしておくことをオススメします。

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